2024年3月

 2011年3月の東日本大震災から13年が経過しました。当時は私たちの地元でも電気やガスが止まり、西中田小学校には多くの人たちが身を寄せ、体育館で避難所生活を送りました。西中田公園には災害ゴミがうずたかく積まれました。国内ではその後も各地で地震や洪水の被害が多発し、今年は元日に能登半島地震が発生、多くの人が危機感を募らせているのではないでしょうか。ハザードマップにもある通り、西中田、柳生地区は名取川が氾濫した場合の浸水想定区域にも指定されています。災害は他人事ではありません。

 安久町内会でも防災対策と災害発生時の対応が重要な課題となっていて、今後、行政や近隣の町内会とも連携した防災訓練や態勢の整備に取り組んで参ります。
また、私たち住民1人ひとりが防災意識を高め、日頃から準備をしておくことが減災の大事な一歩となります。その際に何をどうしたらいいのか、色々な情報がある中で迷っている方も少なくないと思います。

 仙台市危機管理局や宮城県防災推進課、首相官邸で作成している防災関連情報の中からご紹介します。具体的でわかりやすい内容ですので、参考にして下さい。

 

 仙台防災ハザードマップは、市内全域のハザードマップや大雨時の適切な避難行動、災害時に自分がどう行動すべきかを記すマイ・タイムラインなどを掲載し、洪水や土砂災害などの大雨災害から身を守るために日頃から備えておくべきことや、お住まいの地域の危険箇所を事前に把握することができます。
 仙台防災ハザードマップの冊子版については、市役所本庁舎や各区役所・総合支所の総合案内など窓口のほか、市民センターやコミュニティ・センターで配布しております。

 初期消火訓練は、火災が発生して間もない段階の消火訓練のことで、消火器の使用を始めとする火災発生時の対処法を学びます。
 初期消火が可能となるのは「天井に燃え移るまで」といわれており、天井のほかカーテンや障子に引火した段階での消火は容易ではありません。一刻を争う場面では、消火器をスムーズに使用できるか否かが命運を分けるため、極めて重要な防災訓練の1つだといえます。

消火器の使用方法について(大阪市消防局)